美の悩み

コンプレックスをなくして明るく生きる

第二の肌

すっびんのままでは外に出ないという女性は多いですが、その人たちにとって、ファンデーションは「第二の肌」といえるでしょう。

ファンデーションの働きは年齢とともに現れる肌のくすみ、色むら、シミ、ソバカスなどの欠点を隠し、毛穴を目立たなくし、若々しく健康的な肌を演出することです。

1950年代は欧米の影響を受け、現在のファンデーションの原型が出来ます。

平安時代から続いた「白い肌色づくり」に明治・大正時代の肌色に近い粉で肌を均一に見せる考え方が加わったものでもあります。

60年代には日焼け肌ブームが起こります。

水を含んだスポンジで取る「ビューティケーク」と呼ばれるケークタイプが主流でした。

これは水になじむ状態でスポンジに取り、肌に塗布されると転相して汗などで取れにくくなるのです。

日焼け肌は80年代の美白ブームまで続きます。

70年代は「ピンクで白め」と「夏の小麦色」がせめぎ合います。